古代史研究会 ―活動記録 2012年―

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○第11回古代史研究会例会

日時：2012年3月25日（日）、午後1時30分～午後5時30分
場所：京都大学大学院文学研究科・文学部新館2階第4講義室

シンポジウム　「西洋古代史の語り方：方法・目的・需要」

・シンポジウム趣旨説明　　　企画者　南雲泰輔（日本学術振興会特別研究員）
・基調報告
（１）「歴史学にできること」　　　　大戸千之（立命館大学名誉教授）
（２）「歴史学の目的と現代性」　　米本雅一（同志社大学非常勤講師）
（３）「教育的「需要」と西洋古代史　――今の日本とつながるために――」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岸本廣大（京都大学大学院博士後期課程）
・全体討論　　コーディネーター：南雲泰輔

○第11回古代史研究会大会

日時：12月16日日曜日　午前11時00分～午後6時00分
場所：京都大学大学院文学研究科・文学部　本館1階第7講義室

　　　　　　　《プログラム》
開会の辞　南川高志(京都大学)

研究報告１：波部雄一郎（関西学院大学）
　　　　　「ヘレニズム期アテナイのギュムナシオン」
　　　　　　　　　　　　　司会：栗原麻子（大阪大学）

研究報告２：立川ジェームズ（立命館大学）
　　　　　「メロヴィング朝における「教会会議」とそのイメージ
　　　　　　　――王・俗人による関与・参加の分析から――」　
　　　　　　　　　　　　　司会：南雲泰輔(日本学術振興会特別研究員)

研究報告３：奥山広規（広島大学）
　　　　　「レバノン共和国ティール市における碑文調査とその研究」　
　　　　　　　　　　　　　司会：桑山由文（京都女子大学）

研究報告４：坂田道生（千葉商科大学）
　　　　　「コンスタンティヌスの凱旋門の《ハドリアヌスの円形浮彫り群》について
　　　　　　　――犠牲式図像の伝統に照らして――」　
　　　　　　　　　　　　　司会：佐野光宜（京都女子大学）

研究報告５：大谷哲（東北大学）
　　　　　「初期キリスト教における殉教記録の改竄？」
　　　　　　　　　　　　　司会：足立広明（奈良大学）

研究報告６：中西恭子（明治学院大学）
　　　　　「古代末期のキリスト教的歴史叙述における夢告、勝利、十字架の徴
　　　　　　　――コンスタンティヌスとユリアヌスに関する事例を中心に――」　
　　　　　　　　　　　　　　司会：井上文則（早稲田大学）

特別講演：豊田浩志（上智大学）
　　　　　　「コンスタンティヌス大帝巨像をめぐって」
　　　　　　　　　　　　　　司会：南川高志（京都大学）

閉会の辞　大戸千之（立命館大学）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（所属などは発表時のものです。）